Blog【ネット情報を読解する能力。真実に辿り着く能力とは。】

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「ググる」と言う言葉があるように、現代では誰しもが当然のように手にするスマートフォンでGoogle等の検索エンジンを用いて大抵の事は数秒で情報が拾える世の中です。

しかしネット環境やスマートフォン等のデバイスの進化スピードに対し、それを扱う側の人間は本当にそれら情報を正しく処理し、自分にとって有益な情報を抽出し自分のものに出来ているかというとそうではないと私は考えています。

どういう事か。例えばスマホ販売の現場でよく遭遇するケースで説明してみたいと思います。

□自分にとって本当に必要な情報とは何なのか。

最近では毎日必ずと言っていいほどお客様から「5G」について質問されることがあるのですが、大体その質問をされる方は「今から購入するなら5Gじゃないとダメだとネットで書いてあったから」と仰ることが多いのです。

そのパターンのお客様から利用状況をヒアリングすると、そのほとんどは毎月の通信容量が1GB~多くても3GB程度のインターネット利用なのです。質問してみるとほとんどの場合は日々利用するのは電話、メール、LINE、WEB検索のみと返事が返ってきます。

果たしてこの方に「5G」は本当に必要なのでしょうか・・・??
活かすことの出来るシチュエーション、恩恵が日々の生活の中で本当に存在するのでしょうか??
私にはとてもそうは思えないのです。勿論二つの選択肢がありそれらが5G対応、非対応の差しか無いのであれば対応しているに越したことは無いかもしれません。しかし前述の通りその程度のデータ利用しかないお客様がそこにこだわる必要があるかと言うと私は無いと思います。

勿論購入する端末の予算に糸目を付けないのであればそれも良いかもしれません。ですが多くの場合ではそうではなく「端末代金もできるだけ安くしたい」と仰る方が多いのです。それならば視点を変えて、例えばiPhoneで言えば5G非対応のiPhone11、iPhoneSE(第2世代)等でも十分に快適な生活が送れるのではないかと思うのです。

勿論データ通信容量が少ないからと言って通信速度まで遅くても良いとは限らないかもしれませんが、そもそも最初の「 今から購入するなら5Gじゃないとダメだとネットで書いてあったから」この言葉を聞いた時点でその差を把握し、必要とする層のお客様では無い事は明らかだと思うのです。

要は「ネットに書いてあることが真実」と、このパターンの方は信じていらっしゃるのだと思います。

しかし現代において「ネットに書いてあることがいつでも正しい」という考えはもはや幻想です。何故ならそういった判断能力に長けていない層を「釣る」為の記事がネット上には山の様に存在しているからです。

SNSについても、情報を入手するという意味ではとてもスピード感がありますし、拡散力にも優れていると思います。但しそれを「どう解釈するか」は受け手側の読解力に左右され、それが本来正しい事であったはずのモノさえ歪んでいく事もあれば、逆に間違ったモノがあたかも正しい事の様に姿を変えていく事もあるわけです。

では結論どうすれば良いのか。

私としてはやはり
「他人の意見を最適解とするのではなく、あくまで参考の一つと捉えた上で自分の意見で動くべき」だと思います。そして「本当に調べなければならない、得るべき情報は何なのか?を自分自身で明確にする事」だと思います。

前述の例でいえば「5G」が必要かどうか、端末代金にかける予算はいくらまでなのか。そしてそもそも5Gが自分に必要かどうかわからないのであれば、そもそもの問題である「自分が日々行う行動に対して必要な通信速度はどのくらいなのか」の方を調べて把握すれば良いわけです。それが本来必要だった情報な筈なのです。

要は「ネット記事に踊らされる=自分自身の中で問題となっている根本的な個所が特定できていない為、本来必要な情報が何なのかが見えていない」という事ですね。

日本の場合、この「ネットの読解力」と「ITリテラシーの低さ」が直結してしまっているのではないかと思います。これらが引き起こす問題についても日々ブログで発信させていただいております。

私の職業柄今回はスマートフォンで例を挙げて説明させていただきましたが、これはスマートフォンに限った事では無いと思います。

是非一度、そういった視点でインターネットと付き合ってみていただけたらと思います。
きっと日々の生活の中でちょっとした「得」が生まれる事も多くなると思います。